てぃーだブログ › 元は、関組長の東京・永田町ロビー活動日記【ブログ版】 › 国土交通 › 国土交通省/都市・地域整備局/市街地整備課/再開発係

2006年01月31日

国土交通省/都市・地域整備局/市街地整備課/再開発係

国土交通省/都市・地域整備局/市街地整備課/再開発係/ナカツカさんへ

〒920-●●●●石川県金沢市●●●ー●●-●●
電話:076-●●●ー●●●●
e-mail:benetoncondom@hotmail.com
関 義友

1月20日の『北國新聞』『北陸中日新聞』の朝刊で、近江町市場のビル建設が発表されているのを
読みました。

わが家から近江町市場は徒歩圏で、日々おかずの食材を買い物にかなりの頻度で行くところなので、
とても不安になりました。

他の自治体のハコモノ行政では失敗している事例が目立っている折、分譲して、果たして売れるのか?
建物が不良債権不動産と化す恐れを感じました。

そこで、この武蔵ヶ辻第四地区第一種市街地再開発事業について、

▲金沢市役所/都市整備局/再開発課/近江町市場再整備事務所/宮下所長
▲金沢市役所/都市整備局/的場局長
▲石川県庁/土木部/都市計画課/都市政策グループ/三谷さん
▲国土交通省/北陸地方整備局/建政部/都市・住宅整備課/街路市街地係/ムラナカさん
▲国土交通省/北陸地方整備局/金沢河川国道事務所/道路計画課/ヨクボさん

と、電話で、あるいは、お会いして、

● この税金の使途(=再開発計画案)を適当な支出であるかどうか納税者が判断するための時間
  が欲しい。

● Web-siteおよび平日の夜や土日にも近江町市場再整備事務所の外で再開発案の資料を閲覧
できるように公開してほしい。

● なぜ再開発で建つビルの床を金沢市が買い取って施設をつくらなければならないのか?わから
   ない。
その具体的な計画がまだ無いとはどういうことか?

などと要望や疑問を、お伝えしてきました。

http://www.hrr.mlit.go.jp/kensei/machi/seibi/saikaihatsu.html

この事業は市街地再開発法に基づいて地元地権者が設立した武蔵ヶ辻第四地区市街地再開発
組合が実施するもので、組合が作成した資金計画においては総事業費59億円のうち、金沢市か
らの補助金を37億円見込んでいます。
金沢市はそのうち石川県から9億円の補助を見込んでおり、これまで平成14年~16年度に、
石川県は金沢市に対して約5000万円の補助を行なっています。

総事業費59億円のうち、これまでの調査と設計の段階で使われた

平成14年=2億円
平成15年===3000万円
平成16年=1億3000万円
平成17年=1億7000万円
合計====5億3千万円

のうち組合が支出した金額を除きこれまでに金沢市が9000万円+アルファを支出しています。
+アルファというのは、現在、執行中の金沢市の予算がまだ年度末を迎えていないことから
確定的に回答できない部分があるという事です。

着工していないので平成18年度予算には補助金を盛り込むことはできない、と金沢市役所/
都市整備局/再開発課/近江町市場再整備事務所/宮下所長は言われました。

しかし、今後、権利変換、着工後に、補助金の申請をされるとのことですが、着工後にその補助金
を含む平成19年度予算案の審議に市議会や県議会へ意見を言っても遅いでしょう。

武蔵ヶ辻第四地区第一種市街地再開発再開発計画が、2次元から3次元になる前に、納税者として
充分に検討し意思表示できることを願っています。

下水道が整備されていないところがあるらしいがそれなら下水道工事をすれば済むのではないか?

防災のためだというがそれなら大阪の法善寺横町のようにやろうとは思わないのか?

等、ご近所の方々と「この計画、どう思う?」と話題にすると、出てくる疑問は尽きません。

ところで、そもそも近江町市場の抱える問題は、こうしたハード(建物)面なのだろうか?という
根本的な疑問の声も地元では耳にします。

観光客への依存度が高くなり、鮮度の落ちた商品を売る近江町市場の商売のやり方、価格の高さ・・・。

今時の、コンビニエンスな、ファーストフードな、手間隙かけて料理をしない消費者のライフスタイル
の在り方こそが市場離れの根本原因だ、という意見。

この事業は市街地再開発法に基づいて地元地権者が設立した武蔵ヶ辻第四地区市街地再開発
組合が実施しようとするものですが、補助金申請に応じる前に再考を願えないでしょうか?


同じカテゴリー(国土交通)の記事

Posted by 関組長 at 03:00 │国土交通