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2004年09月09日

橋本内閣の閣議決定と辺野古の命運

辺野古のことについて重要なことを書いておく。

http://blog.melma.com/00116100/20040907
関組長の東京・永田町ロビー活動日記
さとうきび畑の唄+沖縄ヘリ墜落事故、国会論戦。

で、こう報告した。
衆議院・沖縄及び北方問題に関する特別委員会で東門美津子さん(社会民主党)、
参議院・沖縄及び北方問題に関する特別委員会で喜納昌吉さん(民主党)の
質問にたいして、

川口外務大臣は平成11年の閣議決定を理由に考えを改める気は無いと答弁した。
平成11年の閣議決定とは、橋本内閣のときの閣議決定を指している。

http://www.melma.com/mag/00/m00116100/a00000015.html
8月3日の『関組長の東京・永田町ロビー活動日記』

でも、

議員会館を出たところで、小島敏男さん(自民党/衆議院議員)とばったり会い
さらに東門美津子さん(社民党/衆議院議員)が加わって立ち話。
沖縄のこと、クルド人難民のこと、いっぱい話した。
小島敏男さんは東門美津子さんの質問にいたく感動したという。
「閣議決定したことは変えられないのか?」という関組長の問いに小島敏男さん
は考え込んでいた。
ここでの会話は、稿を改めて詳しく書きたい。

と報告したが、この重要な話を、その後、書きそびれていた。

小島敏男さん(自民党/衆議院議員)はこのとき辺野古のことについて胸を痛め
ていた。「あんなきれいなさ、ジュゴンが泳いでいるようなところに、ヘリ基地
を作るなんて、おかしいと思うよ。」「でもさぁ、普天間基地と辺野古のことは
橋本内閣で閣議決定したことだからなぁ・・・。」
関組長は「閣議決定したことだからくつがえせない、というのはおかしいと思い
ますよ。だって、Aという内閣で閣議決定したことは後のBという内閣でもCと
いう内閣でもDという内閣でも変えられないとしたら、内閣が変わる意味がない
じゃないですか?(苦笑)」と反論した。
小島敏男さん(自民党/衆議院議員)は「うん。それもそうだ。う~ん・・・」
と考え込んでいた。
小島敏男さん(自民党/衆議院議員)は平成11年1月衆議院議員に初当選。
防衛庁長官政務官や外務大臣政務官をつとめていた時期もある。
そうでなくとも、自民党の議員として一員として自民党総裁選挙に関わり、総裁
つまり総理を選ぶ過程に参加したということは、Aという総理もBという総理も
Cという総理もDという総理も、派閥として推したかどうかは別にして結果的に
選んだ責任がある。
だから、閣議決定したことをくつがえすような主張をしていいものだろうか?と
いう思考は、筋論として思考回路として理解は出来る。けれど、筋論として先に
関組長が述べたように、論理矛盾がそこに起こっていることに気がつく。
何のために内閣と総理大臣が変わるんだ?
何のためにって、ねぇ・・・・。本当の目的はさておき(苦笑)、過去の内閣が
閣議決定したことを後の内閣が変えてはいけないという理由は無いと思う。

http://www.houko.com/00/01/S22/005.HTM
内閣法

内閣法にそんなことが定められているのか?もしそうだとしたら、内閣は一切の
法律の改正法案を国会に提出できないことになってしまう(笑)

沖縄防衛施設庁は防衛施設庁の子分。防衛施設庁も外務省の子分に過ぎない。
総理官邸も内閣府にも外交政策についての中身は無い。
総理官邸と内閣府に独自の外交政策の判断材料となるシンクタンク機能は無い。
外務省から総理官邸に官僚がすっ飛んで行って報告する。
総理はそれを基に外交政策の判断をしているに過ぎない。
だから、わが国の外交政策に関して文句があるときは外務省に向かって言う。
だから、2004年1月9日(金)夜7時から行った、「1・9・7 イラク!
外務省を人間の鎖で囲もう(^^!」のときも、(イラク特措法に外務省は出て
こないが)防衛庁ではなく外務省をターゲットに選んだ。
人間の鎖をやる前に外務省北米局日米安全保障条約課の課長補佐と直談判もした。

ついでに外務大臣について書いておこう。
仮に直談判する機会が得られるとしても川口外務大臣と直接話をしたいとは思わ
ない。あの外務大臣は、外務省官僚の操り人形だからだ。
だから外務省北米局の

 ● 北米局 局長 海老原紳(えびはらしん)さん
 ● 日米地位協定室長 四方敬之(しかたのりゆき)さん
 ● 日米安全保障条約課長 藤山美典(ふじやまよしのり)さん
 ● 北米第一課長 山崎和之(やまざきかずゆき)さん

と、その部下たちと話がしたい。総理に進言できるのは、↑彼らだ。

橋本龍太郎さんは歯医者から一億円もらったとかもわわないとかで忙しそうだが、
この混乱の元を作った責任をとってもらいたい。出てこい!橋龍!

辺野古のヘリ基地建設予算は今出ている概算要求に入ってるかな?

この時期にあわてて辺野古のボーリング調査をやろうとしている理由は、もっと
早くやっておけば概算要求に盛り込めたが、平成17年度予算の概算要求の時期
(=8月末)も過ぎてしまったからだと思う。
来年度予算に辺野古のヘリ基地建設予算を入れるには、今、辺野古のボーリング
調査をやっておかないと辻褄が合わなくなるのだ(苦笑)

さぁて、今からどうするかな。永田町へ行って議員会館でロビー活動してくるか。
夜は永田町の星陵会館に居ます。

日比谷のYahoo!Cafeにて

関組長

http://www.sekigumi.org/Taxpayers-Network-Japan/design.html
国家予算/決算と法案を考える全国
納税者ネットワーク構想

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関組長の東京・永田町ロビー活動日記blog
「橋本内閣の閣議決定と辺野古の命運」



Posted by 関組長 at 11:50