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2006年03月24日

志賀(しか)原子力発電所の運転差し止め、金沢地裁判決!

3月24日(金)

きょうは金沢地方裁判所で志賀原子力発電所の運転差し止め訴訟の判決が
出るので原告団と交流しに行こうかと思っていたのに、身体が痛くて昼ま
で寝ていた。

午後から金沢市議会を傍聴に行った。本会議の休憩中に、市役所の2階で
職員が持って歩いていた夕刊一面見出しを見て、びっくり。

原子力発電所を止めても停電なんかしない。
発電可能な量と、実際に発電している量とは違うのだ。
電力会社のコマーシャルの数字のトリックに騙されてはいけない。

参考図書として、

『原発事故 そのときあなたは?』瀬尾健・著

『脱原発のエネルギー計画』藤田祐幸・著

『電力自由化の経済学』室田武・著

『東京に原発を!』広瀬隆・著

『危険な話』広瀬隆・著

を挙げておく。

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電力会社が原子力発電所を推進してきた理由は、利権である。
政治家が原子力発電所を推進してきた理由も、利権である。
官僚が原子力発電所を推進してきた理由も、利権である。
電気事業法に基づいて経済産業省の資源エネルギー庁が内規で定めた電力
料金の算定基準では、設備にカネがかかればかかるほど儲かるしくみに
なっていた。
国の特別会計予算のひとつである<電源開発促進対策特別会計>からは、
「電源」と言いながら、原子力発電いがいには1%くらいしか支出されて
こなかった。
関組長は、かつて、資源エネルギー庁の計画課の課長補佐などと、この
予算配分についてずいぶん議論した。
なんで太陽光や風力発電や燃料電池の開発研究に税金をまわさないの?
やってます?!国の予算書まで読んで話をしに来ている私のような人間を
相手に、そんないいかげんなこと を言ってごまかそうとしても駄目です
よ(苦笑)、と。
東海村の核燃料工場で事故が起こった1999年の年末のことだ。

http://www.rikuden.co.jp/atomic/
志賀原子力発電所

http://atom.pref.ishikawa.jp/RS10000.htm
石川県庁の原子力行政組織

原子力発電所の建っている都道府県には住みたくないと思っていたのに、今、
石川県に住んでいる。肉体関係、恐るべし。
子どもがヒバクすると甲状腺ガンや白血病で殺されてしまう。
安心して子育てができるように、1日も早く脱原発社会を実現しなければ!

沸騰水型原子炉か?加圧水型原子炉か?
そもそも、原子力発電所とは何をしている設備なのか?
冷却水が漏れるというのがどのような状態なのか?いかに危険か?
もし必要な時にECCS(緊急炉心冷却装置)が作動しなかったらどのよう
に制御棒を運転するのか?
シュラウドとは何であり、その交換がいかに危険な作業か?
蒸気発生器細管のひび割れは・・・
プルサーマル計画は・・・
安心して子育てをしたいという一心から「原発とめて!生命が大事」と叫ぶ
素朴な母親にすぎなかった人も、いつしか電力会社の株主総会や政府の円卓
会議で、科学技術論争ができるようになってしまった。
反原発の市民運動の担い手の知的レベルは上がったかもしれないけれど、そ
の科学技術論争についていけないで離れていった人も多いのではないか?と
思う。
そのような市民運動の在りようが輪の広がりを狭めてしまい、問題の解決を
遅らせているのではないか?と、私は運動組織論の視点から代替案を提示し
てきた。
それが「納税者ネットワーク構想」である。
(そのHPが壊れたままですみません)

北國新聞の24日の夕刊をプラカードのように掲げて、石川県庁や北陸電力
や資源エネルギー庁や国会へ要請に行きたい。

いっしょに行きたい人を募集(^^!

http://mixi.jp/show_friend.pl?id=413189

benetoncondom@hotmail.com
関組長


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Posted by 関組長 at 22:22 │経済産業